【絵馬017】 宇宙人に遭遇したい。
<今日のお題> |
宇宙人に遭遇したい。 |
その絵馬に書かれた願い事の、本当の意味とは? |
【スノーウィー神主のつぶやき】
『地球人と出会う可能性がある宇宙人(知的生命体)が住む惑星が存在する確率』を算出する『ドレイク方程式』というのがあるそうです。
『地球人がいる銀河系の中で1年間に生まれる星の数』
とか、
『一つの太陽が惑星を持つ確率』
とか、
『太陽がある惑星系の中で生命の存在が可能となる惑星の平均数』
とか、
『生命が存在可能な惑星で生命が実際に発生する確率』
とか…その他の設定値を、掛け合わせて確率を想定します。
この銀河系に範囲を限定しているのは、移動時間の問題を考慮しているのでしょう。
(※つまり、ワープはなし!)
というか、現在わかっている宇宙の構造はとてつもなく広大なので、恒星の数とその星系にある惑星数が無限大みたいになるので、範囲を限定するしかないでしょう。
もっともドレイクが方程式を発表した時代には、宇宙は観測上、もっと小さいものでした。
宇宙年齢130数億年のなかで、ほぼ同時期に他の生命体と交流できる知的段階(技術段階)に到達して、滅びるまでにそれを維持できる期間なども考慮するようです。
とはいえ、言うまでもなく計算結果は『想像』です。
各設定値が、『まあこんなもんだろう』なので、
それらで算出された確率は、
『まあこんな数値だろう』x『まあこんな数値だろう』x『まあこんな数値だろう』x .....。
それで、よくわからないけど計算すると、
『この銀河系に我々と同時期に知的生命体が存在する可能性のある惑星の数』
は、約10個だそうです。
この値が、多いのか少ないのか、私にはわかりません。
10もあるのかぁ!
10しかないのかぁ!
まあ、この方程式が発表されたのが、1961年ころですしねぇ。
しかしながら、『知的生命体』でなければ…、そう『原始的な単細胞的な生物?』でも可であれば、我々地球文明が、それと遭遇する確率がアップするのでは、と思えますね。
原始的な生命体でさえ発生する可能性は極めて低いのですが、そこから我々のような高度に知的な生命体にまでなれる確率が、これまたかな~り小さいわけですからねぇ。
え?
「原始的な単細胞生命体なら、学校や会社にいっぱいいるから、いまさら宇宙のどこかから来るにしても、そういうのには出会いたくもない!」
と、今、誰かさん、心の中でつぶやきましたね?
そう思っているあなたは、とりあえず、
「私自身は、まあ…ちゃんとした知的生命体なので…。あちこちにいるバカな単細胞ではないぞ!」
という前提ですよね?
そうですね…。
今日の絵馬の、
『今年こそ宇宙人(地球以外の知的生命体)に遭えますように!』
という願文を書かれた方に質問しておきましょう。
地球外の知的生命体に目を向ける前に、そもそも、この地球に『本物の知的生命体』はいるんでしょうか?
そうそう、以下に関連対談があります。↓
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