広島弁訳名文<025>シェイクスピア その2

広島弁女子言葉編 広島弁講座
  広島弁音順表

 

今回は、シェイクスピアです。まず、その2です。

シェイクスピア その2
広島弁訳
弱ぁもん、おまぁの名はおなごじゃ。
(ハムレット-一幕二場)

金を貸してもうたら、金も友だちも、の~なる
金を借りりゃあ、倹約する気が、の~なる
(ハムレット-一幕三場)

過去と来るじゃろう未来は、もんげぇ、ええように思うてしまう。
現在のこたぁ、ホンマに、わやくそ
(ヘンリー四世-二部一幕三場)

アホは自分が、えらあと考えとるが、えらぁもんは、自分がアホじゃと思うとる。
(お気に召すまま-五幕一場)
の~なる→ なくなる、うしなう、こたぁ→ ことは
もんげぇ→ すごく、わや(くそ) → むちゃくちゃ、最悪
えらあ → かしこい、えらぁもんは → 賢い者は

 

 

シェイクスピア その2
原文
(勝手ながら、WEB表示用に、文の区切りや段落は管理人が変更しています)
弱き者よ、汝の名は女なり。
(ハムレット-一幕二場)

金を貸すと、金も友だちもなくしてしまう。
金を借りると、倹約の心がにぶってしまう。
(ハムレット-一幕三場)

過去と来るべき未来はベストに思える。
現在の事柄は最高に悪い。
(ヘンリー四世-二部一幕三場)

愚者は己れが賢いと考えるが、賢者は己れが愚かなことを知る
(お気に召すまま-五幕一場)

<--前 Home 一覧 次-->

はにれた【備後弁まんが】
三原三万石
やっさだるマン
タカカゲくん

<スポンサーリンク>

2019年04月10日