【絵馬025】宇宙怪獣を倒したいです!
<今日のお題> |
宇宙怪獣を倒したいです! |
その絵馬に書かれた願い事の、本当の意味とは? |

【スノーウィー神主のつぶやき】
お子様でしょうね。これは。
長年にわたり子供たちのスーパーヒーローであるウルトラマンに憧れるのは、よくわかります。
闘う姿はかっこいいし、怪獣が爆発すると、スカッとしますものねぇ。
ところで、お名前が『はるか』ちゃんですね。
これは?
普通に考えれば女の子ですが、最近は、
「【はるか】という名前なら女子!と、決めつけるのは、セクハラだ!」
と、糾弾されかねませんから、やはり、ここは性別不明。
というより、
「ウルトラマンになって怪獣をやっつけるのに、性別など関係ない」
ということですね。
それはいいとして…。
最初に、
「お子様でしょうね、これは」
と書いてしまいましたが、もちろん…大人かもしれません。
「いい大人が、何を言っている」
というのは、『エイジ・ハラスメント』!?
子供だろうか、壮年だろうが、老年だろうが、ウルトラマンになりたいという気持ちを年齢によって、どうこう区別することはダメでしょう。やはり…この時代。
ん?
宇宙怪獣をやつける?
怪獣はやっつけるべき『絶対的な悪』なのでしょうか?
悪というものは、相対的なのでは?
(相対的 = 見方や立場で善悪の判断が変わる)
本当は、ウルトラマンのほうが、ずるくて不誠実な悪党で、詐欺師のように表面(おもてづら)だけ良くて、裏では『宇宙ギャング団の裏番(うらばん:表に出ない悪い奴らのリーダー)』をやっているかもしれません。
そういう『 悪のウルトラマン一家』を宇宙から排除しようと、正義感にあふれた美しい心の宇宙怪獣たちが命を懸けて闘っているのが、真実かもしれません。
もしかして…ね。
そうなると、本日の絵馬は、
「悪党のウルトラマンになって、正義の味方である宇宙怪獣を返り討ちにしたい!」
という悪魔のような意思表明になります。
文部省、学校の道徳担当の先生は、真っ青です。たぶん…。
だめですよ。
子供たち(だけじゃなかった、大人の皆さんも)!
悪の道に進んでは、いけません!
よし、こういう【いけない絵馬】は、神社の裏でこっそり燃やしてしまいましょう。
たくさん数があるから、焚火をしてイモでも焼きましょう。
それを参拝者に売って、儲けようっと。
寒いから。焼芋の季節ですしね。
みなさん!
(正義の味方かもしれない)怪獣になって、(悪党かもしれない)ウルトラマン一族をやっつけて、宇宙の平和を取り戻しましょう!
あ、ちなみに、私は『ウルトラセブン』が好きです。
だから、セブンだけは、やっつけないでくださいね。
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