【絵馬024】忘年会の幹事に…
<今日のお題> |
忘年会の幹事になりませんように! |
その絵馬に書かれた願い事の、本当の意味とは? |
【スノーウィー神主のつぶやき】
忘年会の季節ですか…もう。
1年は早いですねぇ。
私のアラスカの友人は、少し日本語を勉強したことがあるので、
「年齢を忘れて無礼講で騒ぐパーティなんだろ?」
と、多少とも漢字を知っているがゆえに、的外れな理解をしていました。
まぁ、仲間内でなら無礼講的なところもありますけどねぇ。
私の日本人の知人は、新入社員ときの会社の忘年会で、
「今日は無礼講で」
と部長さんが最初のあいさつで言ったのを真に受け、いろいろやらかしてしまい、年明けから遠い営業所に飛ばされてしまったそうです。
会社という組織は、こわいですね。
西洋にはこういう『その年のあれやこれやを忘れるための?の慰労の飲み会』(みたいなもの)はないようですが、東アジア(中国、台湾、韓国など)には似たものがあるそうです。
日本での忘年会の起源は明確ではないようですが、室町時代に「としわすれ」の連歌会などがあり、江戸時代にもそのようなものがあったらしいですが、一般的に広まり、飲んで騒ぐなったのは明治時代からのようですね。
忘年会が盛んなことでわかるように、日本人は、
『忘れて幸せ』
『水に流して、知らん顔』
『そんなことあったっけ?』
なんですって?
さて、幹事ですか。
ようするに、仕切りが好きな人は別として、普通の人には『めんどくさいことをやらされる』、いわば『災難』ですよね。
『災難除け』を神社に祈願するのは、まさにストライク!です。
ですから、こういう絵馬は年末には、どっと増えるのです。
お気の毒。
幹事をやりたくなければ、日頃から仕事でミスを繰り返しておけば、「あいつはダメだ」となり、まず幹事役はまわってきませんが、それでは仕事を失う可能性があります。
ですから、日ごろの仕事はバッチリやっておき、もし幹事になったときは、忘年会の会場や日時を間違えて伝達し、会費を着服しましょう。
そうすれば、もう幹事役は二度ときません。
ですが、これも出世の妨げになる可能性がありますかねぇ…。
出世うんぬんの前に、人間としてダメって思われると生きづらくなりますか…やはり。
あ、そうだ。良い方法が!
なぜ、みなさん、幹事をしたくないかというと、
・めんどくさい
・会がうまくいかなかったら困る
ということですよね。
実は我が【雪玉神社】は、今年からチャペルもある結婚式場を併設しまして、パーティー会場も大小各種揃えているんですよ。
多角経営しないと、神社も苦しいのです。
それで、今年から忘年会も受け付けています。
キャッチフレーズは、
『幹事さんは、なにもしないでください!』
です。
名簿作成、出欠確認、会費徴収、司会進行(余興、ゲームなど)も、当神社がすべて仕切ります。
コースは、『赤色巨星』『白色矮星』『パルサー』『ブラックホール』の4つです。
詳しくは、当神社のWEBサイトから、お申し込みください。
あ、クリスマス・パーティも新年会も!
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