【絵馬021】運を良くしてください。
<今日のお題> |
運を良くしてください。 |
その絵馬に書かれた願い事の、本当の意味とは? |

【スノーウィー神主のつぶやき】
自分を「運がない人間だ」と思っている方は、多くおられるようです。
ですから、神社も儲かります。
ありがとうございます。
さて、この絵馬の文字…。
なんと、か細くて勢いのない字体でしょう。
自分の運のなさを嘆き続けた結果、意欲も薄れ、意志も弱まり、体力も落ち、意識も混沌とし…(そこまでは行ってないかな?)、まあともかく、このように気力欠如の字しか書けなくなっておられるようです。
字というものは大切です。
なにせ、人がそれを見て、ある種の印象を持ちますからね。
細い文字は、なにか繊細さというより『弱さ』を印象付けてしまいます。
こういう人には、軍隊の司令官やボディガードは頼みにくいでしょう。
(こういうのを『偏見』といいますけどね)
この件とは関係ありませんが、本場中国にも存在せず、日本で創作された『姓名判断』というものがありますが、あれもなんていうか…文字(の画数)を問題にするわけですしね。
話を戻しましょう。
『運が悪い』とは、どういうことでしょう?
簡単です。
『自分の思い通りにならない』
ということです。
さて、
『人間万事塞翁が馬』
『禍福は糾える縄の如し』
など中国由来の有名な言葉があります。
要するに、
『幸運と不幸は、表裏だ』
ということです。
たとえば、
『財布ごと航空券を落としてしまい飛行機に乗れなかったが、その飛行機が墜落した』
などですね。
「そんなくだらない、悠長なたとえ話なんて、どうでもいいんだよぉ! 俺はほんとに全然ツキがないんだ!」
というわけですよね。
さっき書きましたが、幸運、不運などありません。
物事は、量子力学レベルでは不確定に起こります。
その出来事の中のうち、
『自分の思い通りにならない』
ことを、
『不運』
人は、とするのです。
世の中が思い通りになりますか?
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