【広島弁16】「こまい」 小さい、細かい、幼い

【れたすはうす】の『広島弁(備後弁)』『岡山弁(備中弁)』
広島弁備後弁50音順一覧へ
広島弁備後弁の女子言葉編
名文備後弁訳 編


広島弁(安芸~備後弁)~岡山弁(備中弁)講座16

【こまい】 小さい




【解説】


 

この回は、こまい説明は、書かないことにしようと思ったけど、ちょっと書くかなぁ。

 

こまいことを気にする人がいる。

こういう場合に、【こまい】というのは、『些細で、どうでもよいようなこと』を差しているよね。

 

「きみはイチイチ小さなことにこだわりすぎだ。もっと大局的に物事を見るんだ」

「あなたの会社が支払うべき金額が2ケタも少なく間違えて書かれているのを、小さなことと言われるんですか?」

「そうだ。プロキシマ・ケンタウリ(ケンタウルス座V645星)あたりから、この書類を見たら、この数値どころか、この書類…いやこの地球でさえ見えやしない。つまりこの支払いそのものが、この宇宙には存在しない!」

「あんた、さっきから、なに、よ~るん?」

 

標準語 広島(備後)弁
小さい、細かい こまい

 

<会話例1>

標準語
広島備後弁
貸したのは2070円だぞ。2000円しかない。小銭のほうも返せよ。
          ↓
貸したのは2070円じゃ。2000円しかなーど。こまいほうも返せ。
細かいこと言うな。(器が小さいぞ)
          ↓
こまいこと、ゆーな。(器の問題じゃなぁ))




はにれた【備後弁まんが】
三原三万石
やっさだるマン
タカカゲくん

<--前 Home 一覧 次-->

<スポンサーリンク>

2018年04月01日