【絵馬002】 男優位社会をやめろ!
<今日のお題> |
男優位社会をやめろ! |
その絵馬に書かれた願い事の、本当の意味とは? |

【スノーウィー神主のつぶやき】
科学的事実かどうかわかりませんが、
「DNA的には雌(メス)が本来の生命体で、メスになりそこなったものが雄(オス)になる」という話を聞いたことがあります。
つまり、雄(男)などは、生物的には『おまけ』なのです。
ある種の魚は基本、ほぼ雌ばかりですが、それだと繁殖できないので、仕方なく?一定の割合で雌から雄へ性転換します。たぶん、イヤイヤ。
(※これは科学的事実。イヤイヤかどうかは、科学的事実ではなく、私の想像)
ウイルスに雌雄があるのかどうか(…多分ない)、私は知りませんが、細菌だと『自分のほうの遺伝子を相手の中に入れる個体がいる』という意味で雌雄(みたいなもの?)があるようです。
そもそも、繁殖という観点からは、雄の個体が百兆千兆いたところで意味がありません。雌がいなければ次世代ができないからです。
逆に、雄が数個体しか存在しなくても、(彼らが頑張れば)雌の個体数だけ次世代ができます。
ようするに、雄など、この世にこんなに多数、必要ないわけです。
本来必要ないので、雄はそのことを無意識に知っています。
そして、自分の存在意義の薄さに、いつもいつも怯えています。
「オレは、別にいなくてもいいんじゃね?」
雄は、そういう疑念(…ほぼ真実)にいつもさいなまれているので、
「いや、そんなことはない! オレはこの世、この社会に必要な個体なんだ!」
と思わないと生きていけないため、無意味に強がるのです。
そう、雄は、気の毒で、可哀そうな生物なのです。
寿命からみても…生命力だって、弱いし。
雄は、(そうでもない種もあるけれど)たまたま体力的に雌より強いけれど、生物学的に存在価値が希薄なので、雄は『気分的には弱者』なのです。
ああ、お気の毒。
雄は実際世界では弱者なので、そのイヤな現実を離れて、いろいろ空想を膨らますしかなく、そのために空想の集大成である社会の中で、その空想社会を維持するために、いろいろなものを率先して研究したり作ったりするしかなかったのです。
実際の社会の中では、色々な面で『男が無意味に威張ったり、優位に立とうとする風潮や制度は是正するべき』です。
その流れは、もはや逆流することなく、人間社会を少しずつでも、まともな形にしていくでしょう。
ただ、皆さま。
意気地のない、空想癖のある【雄】は、現実を直視できませんので、論理と称する屁理屈を並び立て自分たちを守ろうと必死です。
そういうウザイ【雄】を許す必要はないですが、まあ生物的にそういう気の毒な性(さが)だということを、ご理解ください。
※ここでは、あえて生物学的な狭い視点でのみ話を構築し、社会的な価値問題や【男女の意味】やLGBT的な問題は棚上げしています。それは別の機会で。
※ラッセル(論理学者、数学者)ではありませんが、「女が」「男が」というときは、まずその定義から始めなければなりませんからね。そうとう面倒です。
さてと、今日の絵馬の願文は、ちゃんと神様に奏上しておこう。
さまざまな説や考え方があるけれど、女帝時代に作られた神話だからか、天照大御神さまが一番偉いのが、日本の神話。
我が神社の【雪玉豊幸神(ゆきだまのゆたかなるさいわいのかみ)】も、今日の絵馬願文は、きっとお聞きになって、全国の神々のネットワーク会議に提出し、神々が前向きに議論してくださるでしょう。
なにしろ議長が、たぶんだけど、女神の天照大御神さまなんだろうから。
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