【広島弁21】「ちょうしい」 ひょうきん、お調子者
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広島弁講座21
【ちょうしい】 ひょうきん、お調子者
『ひょうきんもの』(面白いやつ)と『お調子者』(ちょっとやりすぎ)は紙一重。
【ちょうしい】ということばのニュアンスは、時に親近感や温かい目で見ている感じがあるにはあるが、だいたいはマイナスイメージで使われるね。
『落ち着きがない』、『(いつも)ふざけている』、『人間が軽い』みたいな悪い人間評価になっちゃうから、まあ…言われたくない言葉だなぁ。
でも【ちょうしい】的な部分もないとね。
なんかカチカチの堅苦しい人間もゴメンでしょ?
真面目さと【ちょうしい】のバランスを保って、人に嫌われないようにしないとね。
目の前の人が、『イヤそう~な顔を一瞬』でもしたら、すぐやめる。それだけ。
「あれ、オレの面白さがわからない?」
って、やり続けたり、もっと大袈裟にやったりするの最低最悪。
特に、相手が関西圏の人でない場合は、もう完全に人間関係が修復不能になるかもね。
(経験済み!)
じゅーぶん、気を付けて!
あ、これは自分に言っております!
| 標準語 | 広島(備後)弁 |
|---|---|
| ちょうしい | ひょうきんもの お調子者 |
<会話例1>
| 標準語 広島備後弁 |
|---|
| あのお調子者に任せて大丈夫か? ↓ あのちょうしいに任せてええんか? |
| このごろ…悪い意味で…調子に乗ってるから、失敗したら面白いぞ。 ↓ このごろ、ちょうしこいとるけぇ、できんかったらおもろかろう。 |
<会話例2>
| 標準語 広島備後弁 |
|---|
| あなたはどうして、そんなにふざけて生きてるのかなぁ? ↓ あんたはどうして、そげにちょうしいなんかねぇ |
| 私は広島備後の人間で、山口長州の人間ではありません。 ↓ わしは備後人で、ちょーしぃー人(長州人)じゃなぁ。 |
| そういうところ! ↓ そーゆーとこ! |
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