結婚記念日旅行
| <足湯> 「もし、オレがあのときパックスソフトニカと闘って、任天堂バレーボールの創作者として残ってたら、毎年、結婚記念日は、ハワイとか行けたかなぁ⋯(笑)」 と、私。 「正しく生きてきたんだから、いいのよ。きっと、いつか良いことあるでしょ」 「今さら? (笑)」 この滅多に話題にしない会話のとき、私と妻は、山梨のとある駅前の足湯に浸かっていた。 恒例の結婚記念日一泊温泉旅行の帰路であった。 この1年後、 『任天堂バレーボールの原作者さんですよね? 探してました』 と、ある人から、DMが来た。 それから、原作ゲーム『MSXアタックフォー』が復刻され、私が任天堂バレーボールの権利と名誉を奪われた顛末を書いた、 『バレーボールゲームをめぐる本当の物語』 を書くことができた。 妻の予言通りである。 ちょっと良いことがあった。 不思議な話でしょ? 何かの運命だと思ってます。 |
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