つぶやき<004-4>天命 4


天命 4

最初の天命に戻ろう。

需要と供給の関係でいうと、中国を統治する人間は、とりあえず一人だけである。
【需要が、たった1つ】、ということだ。

中国も最初の頃の神話時代の【帝】は、(神話だから当然)人格者だったが、その後は、
「なんでコイツが親分(皇帝)なの?」
というようなのばかりになってきた。

どこかの国の、大臣や首相なんかも、そうなってるけどさ。

つまり、神話ではなくなって現実になった。

そんなバカな話(愚者が国を統治するという事態)は、とても納得できないので、反動的な行動として、人々がヤケになってしまい、
「(こんなのは)人為ではなく、天命だ!」
と言い始めたのだと、私は思っている。

そう。
アホに統治されている、あるいは選挙で選んでしまった愚者に、腹立たしい勝手な愚行をされている原因は、私らではなく、天が悪い!のである。

かつて、総理大臣の争いで敗れた福田赳夫が、
「天の声にも変な声が…たまにはある」
という迷言を残した。
福田赳夫は誤解していたんだなぁ。

だって、天の声はいつもヘンテコリンなのが普通なのだ。
【まともな天の声】など、ありはしない。

私やあなたが、普通に考えて、国会にいる変人たちのやっていることに対して、
「なんだこりゃ?」
と思うなら、それが天の声である。

う~ん。ホントにそういうことなの?

(このテーマ、完)

 

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2019年02月28日